2019年1月– date –
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方形回内筋(ほうけいかいないきん)
方形回内筋は前腕の回内筋群(円回内筋・方形回内筋・腕橈骨筋)の一つで、方形回内筋は上腕三頭筋とともに働き、肘関節の伸展に伴い前腕を回内させます。 【方形回内筋の解説】 方形回内筋は前腕の前方下部、尺骨を起始として橈骨に停止する筋肉です。 ド... -
円回内筋(えんかいないきん)
肘関節の前面を走行する円回内筋は肘関節の屈曲に伴い、前腕を回内するときによく使われる筋肉です。 【円回内筋の解説】 円回内筋は上腕骨内側顆と尺骨鉤状突起の内側に起始部を持ち、肘関節の前面を走行し橈骨中央より近位の外側に停止する筋肉です。 円... -
肘筋(ちゅうきん)
肘関節の後面外側の肘筋の主な機能は、肘関節の伸展中に肘関節を包む関節包が関節内に巻き込まれないように、肘関節の関節包を常に引っ張ってテンションをかけておくことです。 肘関節の伸筋はこの肘筋と上腕三頭筋くらいしかありませんが、肘筋は小さく短... -
上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
上腕後面を走行する上腕三頭筋は起始部が3つあり、肩関節の伸展と内転、肘関節の伸展に作用する二関節筋です。 肘関節は主に上腕三頭筋が伸ばし(伸展)、上腕筋・上腕二頭筋が曲げる(屈曲)、単純な動きしかできない関節ですが、非常に大きな可動域を持... -
腕橈骨筋(わんとうこつきん)
上腕骨外側下部から前腕橈側を走行し橈骨遠位に付着する腕橈骨筋は、肘関節の屈曲と前腕の回内、回外に働く筋肉ですが、前腕の状態により発揮できる力が変化する筋肉です。 【腕橈骨筋の解説】 上腕骨外側面の下部から橈骨茎状突起に付着する腕橈骨筋は前... -
上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)
上腕二頭筋は肩甲骨の二か所に起始部を持ち橈骨と上腕二頭筋の腱膜を介して前腕筋膜に付着する筋肉です。 上腕二頭筋は上腕筋を覆うように走行し、一般的には上腕の力こぶとも呼ばれる筋肉で、肩関節・肘関節・橈尺関節の動きに関与します。 【上腕二頭筋... -
上腕筋(じょうわんきん)
上腕筋は上腕前部に位置する筋肉で上腕二頭筋の下を走行しています。 上腕筋は肘が屈曲する際には必ず働き、前腕が回内、回外のいずれかの状態であっても肘関節の屈曲に関与する筋肉です。 【上腕筋の解説】 上腕筋は上腕骨中部から尺骨に付着する肘関節の... -
ローテーター・カフ(回旋筋腱板)
ローテーター・カフとは回旋筋腱板とも呼ばれ、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋が構成する筋群の名称です。 これらの筋肉は肩甲骨から上腕骨に付着して肩関節を動かす筋肉ですが、肩関節は非常に高い可動域を持っているがゆえに不安定な関節で、上腕骨頭... -
大胸筋(だいきょうきん)
胸部の最表層の筋肉である大胸筋は、鎖骨と肋骨(肋軟骨と胸骨部分)から上腕骨に付着して、肩関節を動かす筋肉です。 大胸筋の起始部は上部(鎖骨頭)と下部(胸骨頭)に分けられ、大胸筋の収縮する部位により肩関節に作用する内容も違います。 【大胸筋... -
広背筋(こうはいきん)
左右の腰背部を広く覆うように走行する広背筋は肩関節を内旋させながら内転させる強力な筋肉で、さらに肩関節の伸筋群の中で最も重要な筋肉です。 【広背筋の解説】 脊柱(第6胸椎~第5腰椎)、肋骨、骨盤(仙骨、腸骨)から上腕骨に付着する広背筋は、肩...