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足の内反(ないはん)の動きと筋肉

足の内反の動き

足の動き、内反(ないはん)とは足先が内側に動く動きで、骨格の構造上、足首は内反しやすいようにできています。

目次

足関節の内反の動き

足関節の内反の動き

足関節の内反の動き

足関節の4つの動き(背屈と底屈、外反と内反)の中の内反とは、つま先と足の底が内側に向かう動きです。

足関節の動き:

内反の可動域

足関節は距腿関節とも呼ばれる蝶番関節で、この関節は脛骨と腓骨、距骨の関節ですが、内反は足関節の動きではなく厳密には距骨下関節横足根関節で起こる動きです。

これらは滑走関節に分類され、約20~30°の内反が可能です。

内反しやすい足の骨格

(くるぶし)は外側を外果、内側を内果と呼びますが、外果と内果の高さは違い、内果の方が高い位置にあり、また体重は脛骨のみを経て下方に伝わります。

内反しやすいくるぶしの構造

内反しやすいくるぶしの構造

このような骨格の構造上、足首は内反しやすく、足首の捻挫というのもそのほとんどは内反方向への捻挫です。

足関節を内反させる筋肉

主に下腿内側の筋肉が足関節を内反させる筋群です。

足関節を内反させる筋肉の拮抗筋(反対の動きをする筋肉)は下腿外側を走行する足関節の外反筋群です。

足関節の外反筋群


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