足関節の動き、底屈(ていくつ)とは、ブレーキを踏むような動き、つま先が下に向かう動きです。
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足関節の底屈の動き
足関節の4つの動き(背屈と底屈、外反と内反)の中の底屈とは、足先が下方に向かう動き(ブレーキを踏むような動き)で、下腿の後方のふくらはぎの筋肉が足関節を背屈させます。
足関節の動き:
底屈の可動域
足関節は距腿関節とも呼ばれる蝶番関節で、この関節は脛骨と腓骨、距骨の関節です。
足関節は約50°の底屈が可能です。
足関節を底屈させる筋肉
下腿の後方、ふくらはぎにある筋肉が足関節を底屈させます。
大きな底屈筋は腓腹筋とヒラメ筋でこの2つの筋肉はアキレス腱となり踵骨に停止します、また足の指を屈曲させる筋肉も足関節の底屈に関与します。
足関節の底屈筋群
足関節を底屈させる筋肉の拮抗筋(反対の動きをする筋肉)は主にすねの筋肉である足関節の背屈筋群です。
足関節の背屈筋群
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