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筋肉・骨格ガイド

肘筋

肘関節の筋肉と骨格

肘筋(ちゅうきん)

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肘関節の後面外側の肘筋の主な機能は、肘関節の伸展中に肘関節を包む関節包が関節内に巻き込まれないように、肘関節の関節包を常に引っ張ってテンションをかけておくことです。

肘関節の伸筋はこの肘筋と上腕三頭筋くらいしかありませんが、肘筋は小さく短いため、肘の伸展に大きな力を発揮する筋肉ではありません。

肘筋の解説

肘筋

肘筋の走行と働き

肘筋は上腕骨外側顆の後面から肘頭後面に付着する短い筋肉で、肘関節の伸筋ですが大きな力を発揮する筋肉ではなく、肘関節の伸展を安定させる筋肉です。

起始部:
上腕骨外側顆の後面

停止部:
肘頭後面

機能:
肘関節の伸展

肘筋の起始部

肘筋の起始部

肘筋の起始部

肘筋の起始部は上腕骨外側顆の後面です。

上腕骨は肩甲骨と肩関節、上腕骨と尺骨とで肘関節を形成し、上腕三頭筋や肘筋が収縮することにより肘関節が伸展します。

肘筋の停止部

肘筋の停止部

肘筋の停止部

上腕三頭筋の停止部は肘頭(ちゅうとう)後面です。

肘頭とは尺骨近位の出っ張りで、肘筋とともに肘を伸展させる上腕三頭筋なども肘頭に停止部を持ちます。

神経支配

橈骨神経(C7・8)

肘筋の触診

肘筋は肘頭の後外側で触診が可能です。

肘筋の働き

肘筋は肘関節の伸筋ですが、大きな力を発揮する筋肉ではなく、肘の伸展を安定させる(肘関節の関節包が巻き込まれないように、関節包を引っ張ってテンションをかけておく役割)作用を持ちます。

肘関節の伸展

肘筋の働き

肘筋の働き、肘を伸ばす動き

肘筋の働き、肘関節の伸展とは肘が曲がった状態から肘を伸ばす動きです。

肘関節は蝶番関節に分類され、伸ばす・曲げるといった単純な動きしかできませんが非常に大きな可動域を持った関節です。

一般的に肘関節は0°の伸展位から140~150°まで屈曲が可能で、主に上肢の後面にある肘筋や上腕三頭筋などの筋肉が肘を伸ばします。

肘関節を完全に伸ばすと尺骨の肘頭が上腕骨の肘頭窩にカチッとはまって、それ以上伸展できなくなり安定が保たれます。

機能強化

肘筋は上腕三頭筋と一緒に働くので、上腕三頭筋と同じエクササイズで機能強化が可能です。

筋力強化

ベンチ・プレス、ディッピング、フレンチ・カールなど肘を伸ばす動きに負荷をかけるエクササイズで肘筋や上腕三頭筋は鍛えることができ、自身の身体の重みを使った腕立て伏せなども効果的です。

ストレッチング

肘筋は肘関節を最大伸展させればストレッチングが可能ですが、肘関節は0°以上は伸展ができないため、肘筋はストレッチしにくい筋肉と言えるでしょう。

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