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手のIP関節・手の母指の指節間関節(しせつかんかんせつ)

手のIP関節

手の母指のIP関節は、母指の指骨である基節骨と末節骨が作る関節です。

足の母趾の基節骨と末節骨の関節もIP関節と呼ばれ、ただIP関節と言ったときには手足の区別がつきません。

目次

手のIP関節・手の母指の指節間関節

手のIP関節を構成する指骨

手のIP関節を構成する指骨

手の骨格は前腕の二本の骨(橈骨尺骨)の遠位に8個の手根骨があり、中手骨指骨へと続きます。

母指の指骨は2本(基節骨末節骨)、他の四指の指骨は3本(基節骨中節骨末節骨)で、指骨の内、基節骨と中節骨は長骨に分類され、末節骨は短骨に分類されます。

この母指の基節骨と末節骨が作る関節がIP関節です。

手のIP関節

手のIP関節(母指の指節間関節)

親指以外の四指の指骨の関節は、遠位の指節間関節(中節骨と末節骨)でDIP関節と呼ばれ、近位の指節間関節(基節骨と中節骨)はPIP関節と呼ばれます。

手のIP関節の動き

手のIP関節は蝶番関節に分類され、一般的には80~90°の屈曲が可能です。

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