手の親指以外の指骨、基節骨と中節骨が作る関節は、手のPIP関節・近位の指節間関節(しせつかんかんせつ)と呼ばれます。
足の基節骨と中節骨の関節もPIP関節と呼ばれ、ただPIP関節と言ったときには手足の区別がつきません。
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手のPIP関節・近位の指節間関節
手の骨格は前腕の二本の骨(橈骨と尺骨)の遠位に8個の手根骨があり、中手骨、指骨へと続きます。
母指の指骨は2本(基節骨と末節骨)、他の四指の指骨は3本(基節骨・中節骨・末節骨)で、この四指の基節骨と中節骨の関節がPIP関節です。
指骨の内、基節骨と中節骨は長骨に分類され、末節骨は短骨に分類されます。
手のPIP関節は近位の指節間関節なので、遠位の指節間関節(中節骨と末節骨)はDIP関節と呼ばれ、親指の指節間関節(基節骨と末節骨)はIP関節と呼ばれます。
手のPIP関節の動き
手のPIP関節は蝶番関節に分類され、90~120°の屈曲が可能です。
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