肘が曲がった状態から肘を伸ばすのが肘関節の伸展の動きです。
肘は約0°までの伸展が可能で、主に上肢の後面にある筋肉が肘を伸ばします。
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肘関節は単純な動きしかできない
肘関節は二の腕の骨である上腕骨と前腕の小指側の骨である尺骨の関節です。
肘関節は蝶番関節に分類され動きは大きいですが、屈曲と伸展の単純な動きしかできない関節です。
前腕をねじるような動き肘関節の動きと混同されやすいのですが、回外と回内の動きは肘関節の動きではなく橈尺関節によるものです。
肘を伸ばす動き(肘関節の伸展)
肘が曲がった状態、肘関節の屈曲位から肘を伸ばす動きが肘関節の伸展です。
肘を伸ばす限界
一般的に肘関節は0°の伸展位から140~150°まで屈曲が可能です。
肘関節を完全に伸ばすと尺骨の肘頭が上腕骨の肘頭窩にカチッとはまって、それ以上伸展できなくなり安定が保たれます。
肘を曲げる筋肉
肘を伸ばす大きな筋肉は上肢の後方に位置し、上腕三頭筋などが主に肘を伸ばす動きに関与します。
肘を伸ばす筋肉
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