膝関節の伸展の動きとは膝が曲がった状態から膝を伸ばす動きで、大腿前面の筋肉が主に膝を伸展させる筋肉です。
目次
膝関節の伸展
膝関節は蝶番関節に分類され、単純な動きしかできませんが可動域の大きな関節です。
膝関節の動きは、屈曲と伸展、内旋と外旋があり、膝関節の伸展とは膝を伸ばし大腿と下腿の角度が大きくなる動きです。
膝関節の動きと筋肉
膝関節の伸展の可動域
一般的な膝関節の可動域は0°の伸展位から約140°の屈曲までです。
また膝関節が30°以上屈曲すると30°の内旋と45°の外旋が可能になります。
膝関節を伸展させる筋肉
大腿前面の筋肉が膝関節の伸展に関与します。
大腿前面の筋肉は大腿四頭筋(だいたいしとうきん)で、膝を伸展するメインの筋肉でジャンプ筋とも呼ばれ、ジャンプ能力に関わる筋肉です。
大腿四頭筋は、大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋の4つの筋肉の総称で、4つ合わせて人体で一番大きい筋肉だとされています。
膝関節を伸展させる筋肉:
また大腿前面の膝を伸展させる大腿四頭筋と大腿後面の膝を屈曲させるハムストリングスのバランスも大事で、大腿四頭筋はハムストリングスよりも25~33%強いのが理想とされています。
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