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肩関節の外転の動きと筋肉

肩関節の外転

肩関節は多方向に動き大きな可動域を持つ関節で、肩甲帯(肩甲骨)の動きと対になって動きます。

肩関節の外転とは上腕骨が体幹から外側、上方に向かう動きです。

肩関節の動きを理解するには肩甲帯の動きも把握しなければなりませんが、単に肩関節の動きを上腕骨の動きとして理解するのも混乱を避けるためにいいかもしれません。

目次

肩関節の外転の動き

肩関節の外転

肩関節の外転の動きと筋肉

上腕が体幹より上方、外側に向かって離れる動きが肩関節の外転の動きです。

肩関節の外転に伴い、肩甲帯(肩甲骨)は上方回旋します。

肩関節の主な動き


肩関節の外転の限界

一般的に肩関節は90~95°の外転が可能です。

肩関節の外転と対になる肩甲帯の上方回旋

肩関節が外転するとき、肩甲帯(肩甲骨)は上方回旋をします。

肩関節の外転に伴う肩甲骨の動き

肩関節の外転に伴う肩甲骨の上方回旋

肩関節と対になる肩甲帯の動き
肩関節の外転/肩甲帯の上方回旋

肩関節を外転させる筋肉

三角筋(前部・中部・後部)・大胸筋(上部)などが肩関節を外転させる大きな筋肉で、棘上筋なども肩関節の外転の補助をします。

同じ筋肉でも前部や後部により肩関節の動きに関与する働きが違うのも肩関節の特徴です。

肩甲帯を動かす筋肉も肩関節の屈曲に関与しますが、ここでは混乱を避けるために肩甲帯を動かす筋肉と肩関節を動かす筋肉を分けて解説しています。

肩関節を外転させる筋肉


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