肩関節の屈曲の動きとは上腕骨が前方に向かう動きで、肩関節の伸展と対になる動きです。
肩関節は多方向に動き大きな可動域を持っている関節ですが、肩関節の動きは肩甲帯の動きと対になっています。
肩関節の動きを理解するには肩甲帯の動きも把握しなければなりませんが、単に肩関節の動きを上腕骨の動きとして理解するのも混乱を避けるためにいいかもしれません。
肩関節の主な動き
目次
肩関節の屈曲の動き
肩関節の屈曲の動きとは上腕骨が前方に向かう動きで、肩甲帯(肩甲骨)は拳上・上方回旋します。
肩関節の屈曲の限界
肩関節は90~100°の屈曲の可動域を持っています。
肩関節の屈曲と対になる肩甲帯の動き
肩関節が屈曲するとき、肩甲帯(肩甲骨)は挙上か上方回旋をします。
肩関節と対になる肩甲帯の動き
肩関節の屈曲/肩甲帯の拳上・上方回旋
肩関節を屈曲させる筋肉
肩関節を屈曲させる大きな筋肉には三角筋(前部)・烏口腕筋・大胸筋(上部)などがあります。
同じ筋肉でも前部や後部により肩関節の動きに関与する働きが違うのも肩関節の特徴です。
肩甲帯を動かす筋肉も肩関節の屈曲に関与しますが、ここでは混乱を避けるために肩甲帯を動かす筋肉と肩関節を動かす筋肉を分けて解説しています。
肩関節を屈曲させる筋肉
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