肩関節の内旋の動きとは上腕がその長軸を中心に内側に向かう動きで、肩甲帯(肩甲骨)は外転します。
肩関節は多方向に動ける大きな可動域を持っている関節ですが、肩関節の動きは肩甲帯の動きと対になっています。
肩関節の動きを理解するには肩甲帯の動きも把握しなければなりませんが、単に肩関節の動きを上腕骨の動きとして理解するのも混乱を避けるためにいいかもしれません。
目次
肩関節の内旋の動き
上腕がこの長軸を中心に内側に向かう動きが肩関節の内旋の動きです。
肩関節の主な動き
肩関節の内旋の限界
一般的に肩関節は70~90°の内旋が可能です。
肩関節の内旋と対になる肩甲帯の動き
肩関節が内旋するとき、肩甲帯(肩甲骨)は外転をします。
肩関節の外転と対になる肩甲帯の動き
肩関節の伸展:肩甲帯の外転
肩関節を内旋させる筋肉
肩甲帯を動かす筋肉も肩関節の屈曲に関与しますが、ここでは混乱を避けるために肩甲帯を動かす筋肉と肩関節を動かす筋肉を分けて解説しています。
肩関節を内旋させる大きな筋肉には三角筋(前部)・肩甲下筋・大円筋・広背筋・大胸筋(下部)などがあります。
同じ筋肉でも前部や後部により肩関節の動きに関与する働きが違うのも肩関節の特徴です。
肩関節を内旋させる筋肉
コメント