肩関節は多方向に動ける関節で、肩関節の水平伸展とは上腕が水平な位置において胸から離れていく動きで、それに伴い肩甲帯(肩甲骨)は内転します。
肩関節は肩甲帯(肩甲骨)と一緒になって動くので、肩関節の動きを理解するには肩甲帯の動きも理解する必要がありますが、単に肩関節の動きを上腕骨の動きとして理解するのも混乱を避けるためにいいかもしれません。
目次
肩関節の水平伸展の動き
上腕が水平な位置において胸から離れていく動きが肩関節の水平伸展です。
肩関節の主な動き
肩関節の水平伸展の限界
一般的に肩関節は45°の水平伸展が可能です。
肩関節の水平伸展と対になる肩甲帯の内転
肩関節の水平伸展に伴い、肩甲帯(肩甲骨)は内転の動きをします。
肩関節の動きと対になる肩甲帯の動き
肩関節の水平伸展:肩甲帯の内転
肩関節を水平伸展させる筋肉
肩甲帯を動かす筋肉も肩関節の水平伸展に関与しますが、ここでは混乱を避けるために肩甲帯を動かす筋肉と肩関節を動かす筋肉を分けて解説しています。
肩関節を水平伸展させる大きな筋肉には、三角筋(後部)、棘下筋、小円筋、広背筋などがあります。
肩関節を水平伸展させる筋肉
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