肩甲骨の上方回旋の動きとは聞きなれない言葉かもしれませんが、肩甲骨が上方と外側に同時に動くことです。
肩甲骨を引き上げる、肩をすくめる動きは肩甲骨の挙上で、上方回旋とは腕を振りかぶり、肩関節とともに肩甲骨が動くような動きです
肩甲骨と鎖骨が構成する肩甲帯の動きは肩甲骨の動きと捉えると把握しやすいものです。
肩甲骨の上方回旋には僧帽筋、前鋸筋などの筋肉が関与します。
目次
肩甲骨の上方回旋の動き
肩甲骨の上方回旋では、肩甲骨の下角が上方と外側に向かって同時に動き、上腕骨が接する肩甲窩も上方に動きます。
肩甲骨は鎖骨と肩甲帯を構成し、肩甲骨の動きには胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲胸郭関節(滑動部)が関与します。
肩甲帯(肩甲骨)の動き
肩甲骨を上方回旋させる筋肉
ここでは肩甲骨を動かす主に5つの筋肉を解説しています。
肩関節と肩甲帯を別々のものとして理解しておくと肩甲骨の動きは把握しやすく、肩関節を動かす筋肉も肩甲骨に付着しますが肩甲骨を動かす主働筋ではありません。
肩甲骨の上方回旋には僧帽筋・前鋸筋が関与します。
肩甲骨を上方回旋させる筋肉
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