股関節の外旋の動きは、股関節を構成する大腿骨がその中心を回転の軸として外側に向かう動きです。
目次
股関節の外旋の動き
臼関節である股関節は肩関節の次によく動く関節ですが、その構造上、肩関節より安定性に富み脱臼や亜脱臼は起こりにくい関節です。
股関節は多方向に非常に大きな可動域を持つ関節ですが、主な股関節の動きは6つあります。
大腿骨がその長軸を回転の軸として外側に向かう動きが股関節の外旋です。
股関節の動きと筋肉
股関節の外旋の可動域
股関節の外旋の可動域は一般的には0~50°です。
股関節を外旋させる筋肉
お腹の中にある腸腰筋、お尻の中にある梨状筋などの深層外旋六筋、お尻の大きな筋肉である大臀筋、ハムストリングスを構成する大腿二頭筋などが股関節の外旋に関与します。
また中臀筋は股関節の外転に伴う外旋、大内転筋と短内転筋は股関節の内転に伴う股関節の外旋に関与します。
股関節を外旋させる筋肉
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