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股関節の内旋の動きと筋肉

股関節の内旋

股関節の内旋の動きとは、股関節を構成する大腿骨がその中心を回転の軸として内側に向かう動きです。

目次

股関節の内旋の動き

股関節の構造

大腿骨と骨盤(寛骨)の関節が股関節です。

臼関節である股関節は肩関節の次によく動く関節ですが、その構造上、肩関節より安定性に富み脱臼や亜脱臼は起こりにくい関節です。

股関節の内旋

股関節の内旋の動き

股関節は多方向に非常に大きな可動域を持つ関節ですが、主な股関節の動きは6つあります。

股関節の内旋と内転は混同されやすい動きですが、大腿骨がその長軸を回転の軸として内側に向かう動きが股関節の内旋で、大腿骨が外転位から正中線に向かう動きが股関節の内転です。

股関節の動きと筋肉


股関節の内旋の可動域

股関節の内旋の可動域は一般的には0~45°です。

股関節を内旋させる筋肉

中臀筋の前部の筋繊維、ハムストリングスを構成する半腱様筋と半膜様筋、大腿内側の恥骨筋と薄筋などが股関節の内旋に関与します。

また小臀筋は股関節の外転に伴う股関節の内旋に関与します。

股関節を内旋させる筋肉

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