腰を曲げる動きは腰椎の屈曲と言い、主にお腹の腹筋群が腰を曲げる筋肉です。
目次
腰を曲げる動き(腰椎の屈曲)
腰の動きは腰椎で生じる動きです。
腰を曲げる動きが腰椎の屈曲で、腰を伸ばす動きは腰椎の伸展です。
腰椎の屈曲は胸部が大腿に近づいていく動きとも表せます。
脊柱の動きは主に腰椎と頸椎で起こり、胸椎でも動きは生じますが、腰椎の動きや頸椎の動きに比べれば非常に小さなものです。
腰椎の動き
また動いた位置から戻る動きは復元(ふくげん)という動きです。
腰椎の屈曲の可動域
腰椎の屈曲の可動域は一般的には80°です。
腰椎は前弯している
脊柱は生理的湾曲といって自然にカーブを描いています。
このカーブをS字カーブともいったりしますが、腰椎は自然な状態では前弯しています。
現代のライフスタイルは腰を屈曲位に置きやすい
私たちのライフスタイルは慢性的に腰椎を屈曲位に置きやすく、その為に不適切な姿勢が続き生理的湾曲が崩れて慢性的な腰痛を引き起こしやすいのです。
腰痛やぎっくり腰などは、腰椎が屈曲気味で下肢の大きな筋肉を使わず腰の小さな筋肉だけを使いモノを持ち上げるようなときに起きやすいのです。皆さんも気をつけましょうね。
腰を曲げる筋肉
腰を曲げる大きな筋肉には腹筋群があります。
腹筋は呼吸にも関与するモノがありますが、大きな筋肉として腹直筋や外腹斜筋、内腹斜筋が腰を曲げる筋肉です。
大腰筋などは腰椎から大腿骨に付着する筋肉ですが、基本的に足を持ち上げる動きは股関節の屈曲であり、腰椎の動きではありません。
腰を曲げる筋肉
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