足の骨格は、太ももの骨である大腿骨、下腿の骨が二本(脛骨と腓骨)と続き、後足部・中足部・前足部と続きます。
目次
後足部
下腿からの先の足の骨格は3つの部位、後足部・中足部・前足部に分けられます。
後足部とは踵骨と距骨が構成する部分で、脛骨・腓骨・距骨は俗にいう足関節(距腿関節)を形成しています。
後足部の骨格、踵骨
後足部を構成する踵の骨は踵骨(しょうこつ)です。
踵骨は脛骨、腓骨とは接していませんが、距骨と距骨下関節、足根骨と横足根関節を形成しています。
後足部の骨格、距骨
後足部を構成する距骨は、脛骨・腓骨と足関節(距腿関節)を形成し、踵骨と距骨下関節、足根骨と横足根関節を形成しています。
後足部の動き
脛骨・腓骨と後足部の関節では屈曲と伸展が起こり、約50°の底屈、15~35°の背屈が可能です。
後足部の距骨下関節、横足根関節では内反と外反の動きが起こり、約20~30°の内反、5~15°の外反が可能です。
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