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後頭骨(こうとうこつ)

前頭骨の解説

一見、頭蓋骨は顎の骨と一つの頭蓋骨が組み合わさってできているように見えますが、人間の頭蓋骨は15種22個の骨から構成され、お互いの骨が縫合(ほうごう)と呼ばれる不動関節(骨同士の縫い合わせ)と顎関節のような可動関節を構成しています。

後頭骨は頭蓋骨後部の骨で対ではなく一つの後頭骨があり、扁平骨に分類されます。

目次

後頭骨とは?

後頭骨

後頭骨の位置

後頭骨は頭蓋骨の後面の一つの骨です。

後頭骨は左右の頭頂骨の後面にあり、前方では蝶形骨、外側では側頭骨と縫合で接しています。

後頭骨の大後頭孔

大後頭孔

脊髄が通る大後頭孔

後頭骨には脊柱管の通る楕円形の大きな孔があり、大後頭孔と呼ばれます。

後頭骨の作る関節

後頭骨は頭頂骨、側頭骨、蝶形骨と縫合(不動関節)で接していますが、第一頸椎(環椎)と環椎後頭関節を構成し頸椎(首)の屈曲と伸展の動きが生じます。

後頭骨に付着する筋肉

後頭骨には多くの筋肉が起始部や停止部を持っていますが、小さな筋肉では前頭直筋・外側頭直筋・大後頭直筋・小後頭直筋・頭頂筋・上頭斜筋・頭半棘筋などが後頭骨に停止部を持ちます。

大きな筋肉では頭板状筋脊柱起立筋を構成する棘筋、肩甲骨を挙上させる僧帽筋の上部などが後頭骨に付着します。

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