踝(くるぶし)は内側と外側にあり、それぞれ内くるぶし、外くるぶしとも呼ばれます。
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くるぶし
くるぶしは足首の左右の骨の出っ張りです。
足の骨は、太ももの骨は大腿骨、下腿の骨は脛骨と腓骨、そして後足部(踵骨と距骨)、中足部(足根骨)、前足部(中足骨と趾骨)と続きますが、くるぶしは脛骨と腓骨の下部の出っ張りです。
内くるぶし
内くるぶしは内果ともいい、すねの骨である脛骨の下部の出っ張り部分です。
外くるぶし
外くるぶしは外果とも言い、下腿の外側にある腓骨下部の出っ張り部分です。
くるぶしの位置
くるぶしの高さが違うので、足首は内側に倒れやすく外側には倒れにくい構造になっています。
くるぶしがこのような構造なので、足首の捻挫はほとんど内反方向に起こり、内くるぶし周辺が腫れたり炎症を起こすことは多くありますが、外くるぶしにはほとんど起きません。
またスポーツシューズなどはこのようなくるぶしの位置を考慮して、人間工学に基づき関節の動きを妨げない作りになっていたりもします。
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