手と足の指の骨の最後、末節骨は親指の基節骨、四指の中節骨と関節を形成します。
目次
末節骨
末節骨は短骨に分類され、末節骨は左右の手足に5本ずつあり、人体では合わせて20個の末節骨があります。
(中節骨は親指にはないので計16個)
手の指の骨は、中手骨があり指骨(基節骨・中節骨・末節骨)と続き、足の指の骨は中足骨から趾骨(基節骨・中節骨・末節骨)となります。
手足の指の基本構造は同じになり、他の四指に比べ親指だけ中節骨がありません。
手の末節骨
手の骨格は8個の手根骨、中手骨、そして指骨(基節骨・中節骨・末節骨)となります。
母指だけは骨が一本少なく、親指の指骨は基節骨・末節骨のみになります。
手の末節骨が作る関節
手の親指の末節骨は基節骨と指節間関節(しせつかんかんせつ)、他の四指は中節骨と遠位指間節関節(えんいしせつかんかんせつ)を形成し、これはDIP関節とも呼ばれます。
手の末節骨に付着する筋肉
手の中節骨は側副靭帯、掌側靭帯などによって強く保持され、末節骨には指を動かす筋肉である長母指伸筋、長母指屈筋、小指伸筋などが付着しています。
足の末節骨
足の骨格は、距骨・踵骨、5つの足根骨、中足骨、趾骨(基節骨・中節骨・末節骨)と続きます。
足の親指も手と同様に他の四指に比べて骨が一本少なく、基節骨・末節骨と続きます。
足の末節骨が作る関節
足の親指の末節骨は基節骨と、母趾の趾節間関節(しせつかんかんせつ)を形成し、この関節はIP関節とも呼ばれます。
親指以外の四指は末節骨と遠位趾節間関節(えんいしせつかんかんせつ)を形成し、DIP関節とも呼ばれます。
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