足の中足骨と趾骨(基節骨)の関節はMP関節と呼ばれますが、手の骨格も中手骨と指骨(基節骨)をMP関節と呼びます。
足のMP関節は、中足趾節関節(ちゅうそくしせつかんせつ)とも呼ばれます。
目次
足のMP関節
足の中足骨と基節骨が作る関節がMP関節で、左右の足に10個のMP関節があります。
MPとは、metacarpophalangeal の略ですが、これは手の中手骨のことでMP関節というときには手と足のMP関節を区別できません。
足の中足骨と基節骨の場合は、metatarsophalangeal(中足骨の)というMTP関節と区別することもあります。
MP関節は日本語だと中足骨と趾骨が作る関節ということで、中足趾節関節(ちゅうそくしせつかんせつ)といいます。
足のMP関節の動き
足のMP関節は顆状関節に分類されます。
母趾のMP関節は45°の屈曲と70°の伸展、他の四指は40°の屈曲と40°の伸展が生じます。
他の指より、親指の方がよく曲がるんですね。
あと全てのMP関節においてわずかな内転と外転が可能です。
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