手の四指には3本の指骨がありますが、母指の指骨だけは一本少なく、母指だけは2本の指骨だけになります。
目次
指骨
母指だけは基節骨・末節骨の構造で他の四指に比べ指骨は1本少ない構造になっています。
指骨の内、基節骨と中節骨は長骨に分類され、末節骨は短骨に分類されます。
指骨が作る関節
指骨の基節骨は中手骨と接し中手指節関節を形成し、指骨同士の関節も形成します。
中手骨と指骨の関節
五本の指骨(基節骨)は全て中手骨に接し中手指節関節を形成し、この関節はMP関節とも呼ばれます。
指骨同士の関節
母指の指骨(基節骨と末節骨)は指節間関節(IP関節)、他の四指の基節骨と中節骨は近位の指節間関節(PIP関節)、中節骨と末節骨は遠位の指節間関節(DIP関節)を形成します。
指骨に付着する筋肉
指骨には側副靭帯や掌側靭帯、多くの小さな内在筋などが付着しますが、大きな筋肉では手関節と指を動かす筋肉が付着します。
指骨に付着する筋肉
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