肩関節の筋肉– tag –
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肩関節の筋肉と骨格
ローテーター・カフ(回旋筋腱板)
ローテーター・カフとは回旋筋腱板とも呼ばれ、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋が構成する筋群の名称です。 これらの筋肉は肩甲骨から上腕骨に付着して肩関節を動かす筋肉ですが、肩関節は非常に高い可動域を持っているがゆえに不安定な関節で、上腕骨頭... -
肩関節の筋肉と骨格
大胸筋(だいきょうきん)
胸部の最表層の筋肉である大胸筋は、鎖骨と肋骨(肋軟骨と胸骨部分)から上腕骨に付着して、肩関節を動かす筋肉です。 大胸筋の起始部は上部(鎖骨頭)と下部(胸骨頭)に分けられ、大胸筋の収縮する部位により肩関節に作用する内容も違います。 【大胸筋... -
肩関節の筋肉と骨格
広背筋(こうはいきん)
左右の腰背部を広く覆うように走行する広背筋は肩関節を内旋させながら内転させる強力な筋肉で、さらに肩関節の伸筋群の中で最も重要な筋肉です。 【広背筋の解説】 脊柱(第6胸椎~第5腰椎)、肋骨、骨盤(仙骨、腸骨)から上腕骨に付着する広背筋は、肩... -
肩関節の筋肉と骨格
肩甲下筋(けんこうかきん)
肩甲骨から上腕骨に付着する肩甲下筋は上腕骨頭を肩甲窩に近づけて安定させているローテーター・カフ(回旋腱板)の一つです。 肩甲下筋は広背筋や大円筋とともに働きますが、肩甲下筋単独での力は強いものではなく、肩関節を安定させ、肩関節の内旋と内転... -
肩関節の筋肉と骨格
大円筋(だいえんきん)
肩甲骨から上腕骨に付着する大円筋は肩関節の動きに作用する筋肉ですが、菱形筋などにより肩甲骨が固定されているか、肩甲骨が下方回旋しているときにのみ効果的に働く筋肉です。 【大円筋の解説】 大円筋は肩甲骨の下角後面から上腕骨の小結節稜に付着し... -
肩関節の筋肉と骨格
小円筋(しょうえんきん)
小円筋は肩甲骨から上腕骨に付着する筋肉で、肩関節の外旋・水平伸展・伸展に作用し、ローテーター・カフの一つとして上腕骨頭を肩甲窩に近づけて肩関節の安定性を保つという重要な役割を持ちます。 【小円筋の解説】 小円筋は肩甲骨外側縁の中部後面から... -
肩関節の筋肉と骨格
棘下筋(きょっかきん)
棘下筋は肩関節後方の安定性に非常に重要な筋肉で、肩関節の外旋筋として最も強力な筋肉です。 また、棘下筋などの筋肉が構成するローテーター・カフの中では二番目に損傷を受けやすい筋肉です。 【棘下筋の解説】 肩甲骨後面の棘下窩内側から上腕骨大結節... -
肩関節の筋肉と骨格
棘上筋(きょくじょうきん)
棘上筋は大きな力を発揮する筋肉ではありませんが、上腕骨頭を肩甲窩に安定させ適切な位置に維持するのに重要なローテーター・カフ(回旋筋腱板)の一つです。 【棘上筋の解説】 棘上筋は肩甲骨の棘上窩の内側2/3から上腕骨の大結節の上端に付着する筋肉で... -
肩関節の筋肉と骨格
烏口腕筋(うこうわんきん)
肩甲骨から上腕骨に付着する烏口腕筋は大きな力を発揮する筋肉ではなく、肩関節の屈曲と内転を補助する筋肉ですが肩関節の水平屈曲においては方向を定めた動きができるよう重要な役目を果たします。 【烏口腕筋の解説】 烏口腕筋は肩甲骨の烏口突起(うこ... -
肩関節の筋肉と骨格
三角筋(さんかくきん)
三角筋は肩関節の上方に位置する筋肉で、上肢で物を持ち上げる動作でよく使われます。 三角筋は肩甲骨と鎖骨から上腕骨に付着し肩関節を動かす筋肉ですが、肩関節の動きは肩甲帯(肩甲骨)の動きと連動していますので、三角筋のように肩関節を動かす筋肉と...
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