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手首の内転(尺屈・しゃっくつ)の動きと筋肉

尺屈

手首を小指側に傾ける動きは手関節の内転です。

手関節の内転は、尺骨側に曲がるので手関節の尺屈(しゃっくつ)とも言います。

目次

手首の尺屈の動き

尺屈

手首の尺屈の動き

手首の尺屈の動きとは、手首や指が尺骨の側へ向かう動きです。

手関節は顆状関節で、前腕の骨である橈骨と手根骨(舟状骨三角骨月状骨)の間で尺屈が起こります。

手首の動き

手の指の動き

上肢の動きには肘関節・橈尺関節・手関節が複雑にかかわりますが、手関節の動きと間違われやすい前腕をねじる動き(回外回内の動き)は橈骨と尺骨の橈尺関節で生じる動きです。

尺屈の限界

一般的に手首は25~40°尺屈が可能ですが、手関節は特に動きの限界(可動域)に個人差の出やすい関節です。

手首を尺屈させる筋肉

手関節の動きには数多くの小さな内在筋も関与しますが、大きな筋肉では位置的にみると尺骨側にある筋肉が手首の尺屈に関与します。

大きな筋肉では尺側手根屈筋・尺側手根伸筋などが手関節の尺屈に関与します。

手首を内転(尺屈)させる筋肉


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