手首を反らす動きは手関節の伸展です。
手首だけを反らす筋肉や手の指を反らす筋肉が手関節の伸展に関与します。
目次
手首を反らす動き
手首が前腕の後面に向かう動きが手首・手関節の伸展の動きです。
手関節は顆状関節で、前腕の骨である橈骨と手根骨(舟状骨・三角骨・月状骨)の間で伸展が起こります。
手首の動き
手の指の動き
上肢の動きには肘関節・橈尺関節・手関節が複雑にかかわりますが、手関節の動きと間違われやすい前腕をねじる動き(回外と回内の動き)は橈骨と尺骨の橈尺関節で生じる動きです。
手首を反らす限界
関節の可動域には個人差があり、手関節は特に個人差の出やすい関節です。
一般的に手首は65~85°反らすことが可能です。
手首を反らす筋肉
位置的に見ると前腕の後方にある筋肉が手首を反らす筋肉で、伸筋と名称がつきます。
手関節の動きには数多くの小さな内在筋も関与しますが、大きな筋肉では長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋・尺側手根伸筋が手関節の伸展に関与します。
また手の指を反らす(伸展させる)筋肉、短拇指伸筋・長母指伸筋・示指伸筋・指伸筋も指も反らす働きとともに手首を反らす動き、手首を反らす動きの補助にも関与します。
手首を反らす筋肉
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