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手首の外転(撓屈・とうくつ)の動きと筋肉

橈屈

手首を親指側に傾ける動きは手関節の外転と言い、橈骨側に曲がるので手関節の橈屈(とうくつ)とも言います。

目次

手首の橈屈の動き

橈屈の動き

手首の橈屈の動き

手首や指が橈骨の側へ向かう動きが手関節の橈屈です。

手関節は顆状関節で、前腕の骨である橈骨と手根骨(舟状骨三角骨月状骨)の間で撓屈が起こります。

手首の動き

手の指の動き

上肢の動きには肘関節・橈尺関節・手関節が複雑にかかわりますが、手関節の動きと間違われやすい前腕をねじる動き(回外回内の動き)は橈骨と尺骨の橈尺関節で生じる動きです。

橈屈の限界

一般的に手首は12~25°橈屈が可能ですが、関節の可動域には個人差があり、手関節は特に個人差の出やすい関節です。

手首を橈屈させる筋肉

手関節の動きには数多くの小さな内在筋も関与しますが、大きな筋肉では位置的にみると橈骨側にある筋肉が手首の橈屈に関与します。

大きな筋肉では橈側手根屈筋・尺側手根屈筋・短橈側手根伸筋・長橈側手根伸筋・長母指外転筋が手関節の橈屈に関与します。

手首を外転させる筋肉


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